式年遷宮「遷御の儀」、皇室とゆかり深く
「皇室のご祖先の神」ともいわれる天照大神(あまてらすおおみかみ)がまつられる伊勢神宮(三重県伊勢市)で20年に1度、新社殿にご神体を移す式年遷宮のクライマックス「遷御(せんぎょ)の儀」が2日から始まる。皇室とのゆかりも深い行事で、当日は、秋篠宮さまが皇族代表として参列され、天皇陛下は皇居で神宮に向かって拝礼する「遙拝(ようはい)の儀」に臨まれる。社殿とともに新調される御装束や神宝などには、皇后さまが皇居でお育てになった繭の絹糸も使われている。