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【月刊正論】「風立ちぬ」宮崎駿監督の反日妄想を嗤う

【月刊正論】「風立ちぬ」宮崎駿監督の反日妄想を嗤う
 今年も「護憲村」の夏祭りは大盛況だった。例年8月15日辺りまでは、祭りのピークでメディアも活動家も遠足前の子供のように活気づく。この時期、護憲村の村民たちの耳は「軍靴の足音が聞こえる」という正体不明の奇病に冒される。これが祭囃子だ。ムラの広報係である朝日、毎日新聞など各メディアは、この時期、こぞって社説、特報という回覧板でアジテーションを続ける。そのご高説は、「我こそ平和の善導者」、さも「煩悶する青年」と言わんばかりの自己陶酔感に満ち満ちたもの。それはもはや報道ではなく・配達してくれるビラ・の領域である。「平和を希求する」ことの尊さも存在する半面、「報道」を逸脱した冗長な演説記事の「痛々しさ」について彼らは全く無自覚だ。
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