いま浮上する、魚の画家 大野麥風 緻密で鮮やか、味わいも深く
近年、一般にはほとんど知られていない物故作家を紹介する展覧会が相次いでいる。東京駅にある東京ステーションギャラリーでいま開催中の展覧会も、美術関係者にさえ知られていない画家を特集している。“魚の画家”といわれた大野麥風(ばくふう)が描く緻密で色鮮やかな魚の姿は、見る者を自然に絵の中へと引き込んでしまう。
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