膵炎の新たな治療成功 大阪大、膵島を自家移植 国内初、30代女性
大阪大病院(大阪府吹田市)は21日、慢性膵炎の30代女性から膵臓を摘出し、血糖値を調節するインスリンなどを出す組織「膵島」を取り出して本人に移植する手術に成功したと発表した。女性は膵臓がうまく働かず激しい腹痛があり、食事ができない状態だった。手術は7月に実施し、今月退院する見通しで、会見で「今まで食事や行動が制限されていた。腹痛から解放され、生活が劇的に変わった」と笑顔で話した。
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