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【小山評定の群像(13)】加藤嘉明 子孫が壬生藩に…歴史の奇縁

【小山評定の群像(13)】加藤嘉明 子孫が壬生藩に…歴史の奇縁
 栃木県壬生(みぶ)町は現在、地名、駅名にもなっている玩具メーカーが集まる工業団地「おもちゃのまち」で知られる。江戸時代は現在の町域とそっくり重なるわけではないが、壬生藩があった。3万石程度の小藩で、何回か藩主の国替えがあった。加藤嘉明の子孫が治めたのは1695~1712年のわずかな期間。小山評定に参加した嘉明には約100年後に子孫が、小山の近くの壬生藩を預かる奇縁は想像できなかったろう。
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