はんざきサブレなど新企画続々 岡山県湯原温泉
岡山県湯原温泉から、ゆばらリゾートの古林美穂さん、湯の蔵つるやの大河原早苗さん、湯快感花やしきの池田理愛さんの3女将がこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。7月17日から7人グループで来阪し、老人ホームや大型スーパーでイベントをアピールしたほか、女将らでつくるハンドベルグループ「おかみちゃんリンガーズ」の演奏も行ったという。3女将は、女将の会で昨年作った「はんざきチョコ」が好評で、第2弾としてジャージー牛の牛乳を使った山椒風味の「はんざきサブレ」を誕生させたと報告。さらに、現在は備前焼で作ったはんざきの箸置きの制作準備に入っており、はんざき(オオサンショウウオ)シリーズを充実させる。将来的には炭酸せんべいも手がけるという。
例年夏休み後半に実施する「湯気夢里寄席」は砂湯付近で行うが、今年はじっくり落語を聞いてもらえるよう温泉ミュージアムで開く。50年以上続く奇祭「はんざき祭り」は8月8日に開催する。
温泉街でははしご酒を楽しむ「ガンガンはしご酒」も好評だ。3軒の飲食店で飲み物とつまみがついて料金は2500円。「3千円分以上の価値があるのでお得です。あと3千円出せば旅館での素泊まりも可能です」と池田さん。
「温泉街に隠された漫画『NARUTO ナルト』の8つのワードを探すと豪華賞品が当たるイベントも行っています。ぜひ湯原温泉へお越しください」と古林さん。
また今春から1日3便で広島―鳥取間を結ぶバスが湯原温泉にも停車するようになった。「広島から湯原温泉へのルートはわかりにくいため、このバスは温泉街あげて浸透させたいですね」と、大河原さんは広島からの誘客に積極的だ。
岡山県湯原温泉の皆さん