KNT、日・スペイン400周年記念サイクリングツアー発売
近畿日本ツーリスト(KNT)は7月25日、スペイン友好交流サイクリングツアーを発売した。1613年に伊達正宗が支倉常長を団長とする欧州使節団をスペインに派遣して以降の日本とスペインの交流400周年を記念した。オリンピック、ワールドカップサッカーと並び世界3大スポーツイベントと呼ばれる自転車ロードレースのツール・ド・フランスは、第100回目の大会が7月21日に幕を閉じた。ツールが終わるとロードレースの舞台はスペインに移る。ツールとともに3大グランツールに数えられるブエルタ・ア・エスパーニャが8月24日から約3週間スペインで行われる。
そのスペインで、日本とスペインの交流を深め、あわせてサイクルスポーツの推進を図ろうと日本サイクリング協会(JCA)とスペイン王立サイクリング協会が友好交流を結ぶ。ツアーでは両協会の調印式に参加するほか、使節団の行程の一部をサイクリングで移動する。
ツアーは成田発着で、10月25日-11月2日の9日間。ツアー中の4日間(セビリア-パルマ・デル・リオ間82キロ、パルマ・デル・リオ-コルドバ間85キロ、トレド-アランフェス間50キロ、アランフェス-マドリッド間59キロ)をサイクリングで移動。スペインのサイクリストたちとの交流パーティも開く。
ツアー料金は43万5千円(燃油サーチャージ等は別)、JCA会員は42万5千円。