給与総額、２年ぶり減少　厚労省の勤労統計調査

　厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査（確報、従業員５人以上の事業所）の平成２３年度まとめによると、全ての給与を合わせた現金給与総額（月平均）は前年度比０．３％減の３１万６３１９円で、２年ぶりに減少。基本給などの所定内給与は０．３％減の２４万３８７２円、残業代など所定外給与は１％増の１万８５３９円、ボーナスなど特別に支払われた給与は０．３％減の５万３９０８円。労働者は０．６％増の４４７５万１千人で、特にパートタイム労働者は１．８％増の１２６５万８千人だった。