【次代への名言】幕末維新青春伝編(38)
九州の大藩・筑前福岡藩(藩主・黒田氏、50万2千石)に、早川養敬(ようけい)(のち勇(いさむ))という藩医がいた。勤王家として知られ、同じ藩で勤王派の第一人者だった月形洗蔵(つきがた・せんぞう)(早川の恩師のおいだった)や薩摩の西郷隆盛、土佐の中岡慎太郎らと親交を深めて国事に奔走するとともに、尊王攘夷(じょうい)派の暴走によって生じた「長州問題」の調停に尽力した。
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