ANTA地方支部、新団体以降で積極展開(6) 新風吹かせ新時代を/静岡
静岡県旅行業協会(渡井浩昭会長)の清算総会と一般社団法人静岡県旅行業協会の設立総会がこのほど、静岡県伊豆の国市・伊豆長岡温泉のホテル天坊で開かれた。一般社団法人全国旅行業協会静岡県支部(県支部)の支部長に選任された勝又洋支部長はあいさつで、これまでの社団法人県支部と静岡県旅行業協会の歴史に触れ「これから一般社団法人に移行するのは感慨深い」と話した。
新団体(県協会)の会長に選ばれた渡井会長は「これまでの静岡県旅行業協会は1956年に設立され、先輩諸兄の尽力のおかげで57年の歴史を刻むことができた。一般社団法人という社会的にも責任のある組織となった今、新しい風を吹かせて新しい時代を築いていこう」と呼びかけた。
今年度事業のなかで会員収益事業では、県協会と協定会員連盟との共同事業の推進および連絡協調▽宿泊プラン「湯~旅プラン・地域キャンペーン」の企画▽静岡県警職員の互助会との業務提携の推進などを行う。
このうち「湯~旅プラン」は昨年度、5633人を送客。草津・伊香保地域キャンペーンでは804人を集客した。
静旅協・協定会員連盟(風間秀一会長=ホテル石風)の総会でも「湯~旅プラン」「湯~旅プラン地域キャンペーン」を実施することを決めた。
風間会長は「地域キャンペーンは一昨年から始まり、今年で3回目になる。今回は愛知県の三河エリアで行う。過去3回は静岡エリア以外で行ってきたが、来年は静岡で行いたい。ぜひ協力を」と述べ、協定会員連盟は常に県協会の応援団であることを強調した。