【書評】『新編 天才監督 木下惠介』長部日出雄著
木下惠介監督の映画といえば、『二十四の瞳』『喜びも悲しみも幾歳月』がテレビで何度も放映されているから、それらの劇場ヒット作を観(み)ている人も相当な数に上るだろう。また、ちょっとした映画通なら『陸軍』『女の園』『楢山節考(ならやまぶしこう)』ぐらいは観ているに違いない。
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