手で地雷を除去、作付け控え農家が命の危険冒す ウクライナ
ロシア軍の襲撃を受け占領されていた農場に初めて戻ったとき、オレクサンドル・ハブリルクさん(69)は残された光景を目にして涙をこぼした。
農場はほぼ完全に破壊され、高価な重機はぼろぼろ。昨年収穫した小麦は焼却されていた。
しかし、ハブリルクさんにとって最も差し迫った問題は、周囲の約31平方キロに広がる畑のあちこちに埋められた地雷だった。
いま、ハブリルクさんは手でこうした地雷を掘り起こしている。...
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