解放された地に再び迫るロシア軍、それでも退避拒む住民の思い ウクライナ北東部
夜になると砲撃が激しくなる。だからリウバさんは夫のセルヘイさんと手を取り合う。そうすれば安全でいられるからとうなずいて見せた。1カ月前、特にひどかったあの夜を経て、残った庭にリウバさんは立っている。
あの砲撃で隣家が破壊され、リウバさんとセルヘイさんはキッチンの床に投げ出された。セルヘイさんは冷蔵庫の下敷きになったが、けがよりも恐怖の方が大きかった。それでも夫婦はここを離れるつもりはないと言う...
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