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夏の南あわじ―京阪神近郊の"南の楽園"(2) うずしおクルーズ

夏の南あわじ―京阪神近郊の"南の楽園"(2) うずしおクルーズ
淡路島最南端から望む鳴門海峡。大鳴門橋が四国へ架かり、美しくも壮大な景観を形づくる。そのなかでも圧倒的な存在感を放つのが海峡の名物「渦潮」。自然のダイナミクスを感じさせる世界レベルの自然現象を海上から体感できるのが「うずしおクルーズ」だ。鳴門の渦潮を間近で 帆船で海峡周遊 鳴門海峡の渦潮は世界3大潮流の1つに数えられ、渦潮の大きさ約30メートルは世界一。白いしぶきを上げながら豪快に渦を巻く。その光景は圧巻で、見る人を自然の驚異の世界観に引き込む。 うずしおクルーズは、南あわじ市の福良港を出港する約1時間の観潮周遊コースで渦潮の世界へ誘う。勝海舟が日本人初の太平洋横断アメリカ渡航を果たした蒸気帆船「咸臨丸」、昭和初期建造の初代の姿を引き継いだ「日本丸」の歴史に名高い2隻の復元帆船を使い、潮風漂う航海に歴史の風も吹きこんだ特徴的なクルーズになっている。広いデッキに客室内は冷暖房完備と快適さも十分だ。 咸臨丸(上)と日本丸。歴史に名高い帆船で快適にクルーズ コースは福良港を出港後、海峡の景色や福良湾の史跡を周遊。大鳴門橋をくぐり、紀伊水道を通って港に戻る。観潮時間は20分と十分で、ゆったり観潮可能。間近で見る渦潮の迫力を存分に堪能したい。大鳴門橋下を通過する際のスリルも見どころのひとつ。 定時便の「咸臨丸」は9時30分、10時50分、12時10分、13時30分、14時50分、16時10分の6便のうち渦潮の期待度の高い時間に出港する。「日本丸」は臨時便。ただ、渦潮はあくまで自然現象。発生しない場合もあるが、同クルーズでは潮見表を発表しており、参考にして旅程を組みたい。もし発生が期待できない場合は出港しない場合もある。 料金は大人2千円、子ども1千円。団体割引あり。15人以上の団体は電話で予約を。 問い合わせは、ジョイポート南淡路 電話0799―52―0054。 うずしおクルーズ 淡路島海上ホテル →夏の南あわじ―京阪神近郊の"南の楽園"(1) 食の宝庫淡路島に戻る 1 | 2
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