公海での海洋生物保護、約200カ国が条約案に歴史的合意
公海の海洋生物を保護するための法的拘束力のある条約案について、国連の会合で約200カ国が合意した。地球の表面の約半分を覆う公海は、これまで実質的に無法状態だった。
条約案は米ニューヨークの国連本部で2週間の協議を経て、4日夕に調印された。起草は20年がかりの作業だった。
同条約により、生物多様性の保護を目的とした海洋保護区の設置や管理に向けた法的手段が確立される。また、深海採鉱のような商業活動...
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