【京都うまいものめぐり】文の助茶屋本店 香ばしくとろける 絶妙わらび餅
京都を代表する観光名所、清水寺に通じる参道に店を構える甘味店「文の助茶屋本店」。明治末期に活躍した上方落語家、二代目桂文之助(1859~1930年)が引退後、高台寺の境内に開いたのが始まりだ。香ばしい香りと口の中でとろけるようなわらび餅が人気で、歴史を感じさせるお店のたたずまいも大きな魅力。夏場には、きなこの独特の風味を生かしたかき氷も。テレビドラマなどでたびたび登場する京都ならではの風情で味わうスイーツは格別だ。