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【次代への名言】幕末維新青春伝編(1)

【次代への名言】幕末維新青春伝編(1)
 《然(しか)らば何の為(た)めに苦学するかと云(い)えば一寸(ちょっ)と説明はない。前途自分の身体は如何なるであろうかと考えた事もなければ、名を求める気もない。名を求めぬどころか、蘭学書生と云えば世間に悪く云われるばかりで、既(すで)に已(すで)に焼けに成って居る。唯(ただ)昼夜苦しんで六(むつ)かしい原書を読んで面白がって居るようなもので実に訳(わ)けの分らぬ身の有様(ありさま)とは申しながら、一歩を進めて当時の書生の心の底を叩(たた)いて見れば、自(おのず)から楽しみがある》 『福翁(ふくおう)自伝』の一節である。
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