グランフロント大阪が開業（2）　店舗・施設構成に魅力

商業施設のショップ＆レストラン棟には、日本初、関西初といったブランドが進出。すでに知られているブランドでも旗艦店という扱いの店舗が多い。飲食店では「大人のたまり場」をテーマに、朝４時まで営業している「うめきたフロア」が開業早々から話題に。コンセプトが明快な店舗構成が衆目を集めている。商業に知的好奇心をプラス ナレッジキャピタルには、企業や研究機関の最新技術に触れられる「Ｔｈｅ Ｌａｂ．」が見もの。フェルメールなどの名画の新しい鑑賞方法をＣＧ技術によって提案しているコーナー、医療介護ロボットの展示、３Ｄの衣服制作実演などを見ることができる。 ショップ＆レストラン棟にはブランド店が並ぶ また、足型を測定しオリジナルシューズを販売するアシックスや世界で初めて本マグロの完全養殖に成功した近畿大学の「近大マグロ」専門料理店など、企業や研究機関のアンテナショップも多数入居。３千人規模の会議が開催できるコンベンションセンターも併設している。９月１日までは、開業記念イベントとして、日本が世界に誇る「ＴＨＥ世界一展」を開催。入場料は大人１３００円。 ＧＷ中も連日盛況が伝えられている。オーバーストアが懸念される大阪だが、同施設が集客力の底上げに貢献しているようだ。 →グランフロント大阪が開業（1）　駅前一等地に一大集客施設に戻る 1　｜　2