近ツー個人旅行販売「グランフロント大阪営業所」に迫る(2) 製販一体のモデル店舗に
その第一歩が、同営業所オープンを記念してメイト、ホリデイで商品化した「まち歩き」シリーズ。施設内に緑のテラスを設けるなど「お散歩」を施設づくりの核に据えたグランフロント大阪らしさに呼応し、歩く旅を商品化した。海外8カ所、国内6カ所を設定。このうちパリは同営業所の森脇幸子営業所長と2人のスタッフが現地へ赴き商品化へつなげた。関西地区の旗艦店として
「私たちがお客様目線でパリを歩いてきました。パンフレットに使う写真も自分たちで撮り、モデルにもなりました」と森脇所長。パンフレット表紙には価格をうたっていない。それは価格ではなく「価値訴求」を打ち出すためだという。平野部長は「製販一体になった旅行を今後も継続するための試金石です。ウェブ販売とは一線を画す店頭販売の形をここから示したい」と意気込む。
「30代女性に繰り返し訪れてもらえる店に」と森脇所長
森脇所長は「会社の期待も大きく、私たちが提案するコンセプトに合ったお客様にリピートしていただける店づくりをしていきます」。目指すは、同社西日本管内32店舗の売上げトップだ。
→近ツー個人旅行販売「グランフロント大阪営業所」に迫る(1) ターゲットは30代女性に戻る
1 | 2