大氷河が「完全消滅」 米シアトル近郊、7千年以上前に形成
米ワシントン州にあるレーニア山とグレイシャーピークの山岳地帯で、氷雪に囲まれて何千年も存在し続けてきた氷河が消滅した。長年にわたって観測を続けてきた研究者が明らかにした。
米ニコルズ大学の氷河学者、マウリ・ペルト氏によると、消滅したのは同州シアトル東部のカスケード山脈にあり、この地域最大の氷河だったヒンマン氷河。気候危機が最後のとどめを刺す形となった。
氷河が失われているのはカスケード山脈北部...
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