【小山評定の群像(1)】関ケ原決した重要軍議 主役は家康だけじゃない! 栃木・小山
1600(慶長5)年の夏。現在の栃木県小山市に戦国武将が勢ぞろいした。徳川家康率いる上杉景勝を討つ会津討伐軍に大勢の武将が参加していたのだ。景勝に呼応して石田三成挙兵の知らせが入る。このまま、会津へ向かうべきか、反転して三成を討つべきか-。参加した武将がほぼ一致して三成を討つと決めた軍議が「小山評定」だ。小山市が刊行した「小山評定武将列伝」(平成23年)を参考に、武将たちの輝いた姿を紹介したい。