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【紅と白 高杉晋作伝】関厚夫(183)疾風篇 怒濤(どとう)(一)

【紅と白 高杉晋作伝】関厚夫(183)疾風篇 怒濤(どとう)(一)
 《償金を出す事、そのほかに軍の雑費を出す事の二ケ条、江戸においてそれぞれの欽差(きんさ)(特使)が談判し、決定する》 元治(げんじ)元(1864)年8月14日(旧暦)、毛利家一門の宍戸備前・刑馬(ぎょうま)(じつは晋作)父子を筆頭とする長州藩と四カ国連合艦隊の代表団は、押し問答のすえ、懸案の賠償金問題について右のように決着した。300万ドルという当時としては天文学的な数字を記載することなく、交渉場所をあらたに「江戸」にもうけることにしている。刑馬が主張したように「攘夷を命じた幕府をまきこむ」ことを念頭においた文言であった。
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