ヒトが集まるおもろい"コト"を興す 平田進也さん(日本旅行)(1) 「大阪集客塾」スタート
浪速のカリスマ添乗員として知られる日本旅行おもしろ旅企画ヒラタ屋代表の平田進也さんを塾頭に4月、大阪集客塾がスタートする。すでにあるモノをつなげて、新しいコトを興し集客につなげる方法を学ぶ。そして、実際に集客する取り組みを塾生で実践していくことを目指している。「みんなで、大阪、関西を元気にしましょう」と呼びかける平田塾長に話を聞いた。カリスマ添乗員が語る「大阪を元気に」
大阪集客塾は、1―2カ月に一度の割合で開講し、関西で元気な企業なども招き、人を集められる方法を学び共有する。その中から実際に、地域を元気にする集客イベントやコンテンツを創出し塾生が実践していくことも計画している。
平田さんは「大阪はお土産がないって言われますけど、そんなことありません」。以前、阪神百貨店地下食品売り場で人気のイカ焼き、シュークリーム、みたらし団子の3つをセットにして1千円で売った。どんな土産より喜ばれた。
「大阪を元気に」と話す平田さん
「大阪人がうまいもんを組み合わせる。お客さんがほしいのはチョイスなんです。単品ではなく、組み合わせによってモノが違うステージに上がるんです」。仮に売れない商品であっても懐かしさ、泣けるものがたりなどを付けることで、必ず売れるようになると考えている。
旅行商品も同じだという。「主催の我々だけが満足している旅行が多いんとちゃいますか。お客さんの方をちゃんと向いていますか」。だから、と平田さんは自身が主催するおばちゃん向けのツアーを「徹底したもてなしで、おばちゃんに若いころに戻ってもらうんです。旅行社の仕事はヨコの移動だけじゃないんです。時代を戻す、早めるというタテの移動も大切な仕事なんです」。
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