バチカン高位の枢機卿、81歳で死去 少年への性的虐待で有罪評決も後に覆る
ローマ教皇庁(バチカン)の高官を務めたオーストラリア出身のジョージ・ペル枢機卿が死去した。秘書が10日夜に明らかにした。81歳だった。ペル氏は少年への性的虐待で有罪評決を受けたが、2020年に最高裁が評決を破棄し、無罪を言い渡していた。
ペル氏は当時、少年への性的虐待で有罪となったカトリックの聖職者の中で最高位の人物だった。
同氏は死去の前、人工股関節置換手術のためローマの病院に入院していた。...
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