寝室が同じ夫婦は旅行も2人で 楽天トラベルが「夫婦旅」調査
旅行で夫婦円満―。楽天トラベルが行った「夫婦の旅行」に関する調査で、旅行が夫婦仲に好影響を与えていることがわかった。夫婦2人での旅行の有無は「年1回以上」が29.5%で、「年3回以上」「3年に1回以上」を含めると約6割が夫婦旅行を楽しんでいる。逆に「子どもができてからは」など、行ったことはない人は約3割。
夫婦旅行を「年に1回以上」と回答した人のうち、寝室が同じ夫婦は79.6%。反対に「行っていない」人の多くは寝室が別々。普段から仲の良い夫婦は旅行意欲が強く、旅行でさらに夫婦円満になるといえそうだ。
また、旅行で「夫婦の絆が深まる」と感じる人は約7割で、男性が女性より約13%も多く「感じる」と回答している。旅行会社にとっては男性への夫婦旅のアプローチも検討に値しそう。
実際に夫婦でしたい旅行・行きたい場所のトップは「温泉」75.7%がダントツ。「食」「新名所・世界遺産」といわゆる定番がトップ3を占めた。リゾート地や美術館、歴史史跡めぐりなど海外旅行も約3割で高支持だ。
選びたい夫婦旅行プランは、「旅館ホテルでゆっくり過ごせるプラン」54.3%と「部屋食ルームサービスがあるプラン」30.5%が2強。2人の時間を大切にしたい意向がうかがえる。プラン造成のヒントにしたい。
調査は2月5―6日、インターネットで実施。30―69歳の既婚の男女1千人に尋ねた。