京都の春の夜を彩る「東山花灯路」 今日18時からスタート
京都の春の風物詩「京都・東山花灯路」が今日、3月8日18時からスタートする。文化遺産やまちなみを灯りと花で彩り、京の歴史風情が一際華やぐ夜になる。17日まで。花灯路は2003年にスタート。新しい京都の魅力を創出しようと京都府や京都市などを中心に官民一体で進められている。春は八坂神社や高台寺など東山地域を舞台に開かれ、2005年からは冬に嵯峨・嵐山地域でも催されている。
神宮道から知恩院、清水寺にいたるまでのエリア一帯約5キロの道々は「灯りと花の路」として、2500基のLED行灯といけばな作品で装飾。ほのかに輝く夜の京都散策を演出する。
知恩院では国宝の三門をスクリーンに見立ててプロジェクションマッピング「幻想の灯り」を開催。現代の最新技術と歴史的建造物のコラボレーションで、京都の新風を吹かせる。時間は期間中の18時30分からで、8日のみ19時30分スタート。
そのほか、桜型のシールにメッセージを書き行灯に貼って花を咲かせる「サクハナ行灯」や、大学生によるアート行灯の展示、円山公園の小川に竹灯籠を浮かべる「幽玄の川」、八坂神社での芸妓の舞踊の奉納など企画は盛りだくさん。青蓮院や知恩院、八坂神社、圓徳院、高台寺、法観寺、清水寺では特別拝観やライトアップを実施する。
花灯路の点灯時間は21時30分まで。