古代と"ご縁"を体感 島根県とJR西日本、4月から「出雲キャンペーン」
島根県とJR西日本は4月1日―6月30日、観光キャンペーン「ご縁を結ぶ 出雲キャンペーン」を展開する。期間中、多彩な企画を用意し、昨年の山陰デスティネーションキャンペーンの盛り上がりを、5月の出雲大社「平成の大遷宮」でさらに増幅させる。キャンペーン対象エリアは島根県東部の出雲市、松江市、安来市と鳥取県西部の境港市、米子市。60年ぶりの出雲大社の本殿遷座祭で注目を集めるこの機会にエリアの魅力と古代出雲を体感できる企画をラインナップし、人と地域を結ぶ「ご縁」を観光客に提案する。特に駅から気軽に地域観光が楽しめる素材が充実させた。
観光周遊バスは、特別展「平成の大遷宮 出雲大社展」が4月12日―6月16日まで開かれる島根県立古代出雲歴史博物館など古代出雲ゆかりの地を訪ねる「神々の国しまね古代出雲浪漫バス」(期間中の土日祝)、須佐神社などパワースポットを巡る「神々の国しまねパワースポットバス」(4月1日―12月23日の土日祝)を用意した。
地元ガイドによるまち歩きは期間中の毎週末を中心に設定した。「ディスカバーウエストハイキング」を松江、米子、境港各エリアで行うほか、出雲や松江では、定時ガイド「むすぶらり」も。
また、旅行会社のJR利用商品を利用した人には、人力車で出雲大社の正式参拝道を巡る特別コースを特別価格で提供するほか、周遊きっぷ「松江・出雲ミニぐるりんパス」などの旅行プランを用意。松江城や堀川遊覧などの"縁結びスポット"を着物姿の「ちどり娘」が案内する「レイクラインに乗って松江城下めぐり」も設定した。