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KNT-CTHDが中期経営計画を策定 クラツーのノウハウで個人旅行事業強化

KNT-CTHDが中期経営計画を策定 クラツーのノウハウで個人旅行事業強化
KNT―CTホールディングス(戸川和良社長)は2月15日、中期経営計画を発表した。近畿日本ツーリストとクラブツーリズムが今年1月に経営統合し新体制になってからの初の経営計画。近ツー、クラツーの長所を最大化するビジネスの創出をうたった。計画では重点施策として独自性が高いクラツーのマーケティングノウハウを活用した個人旅行事業の変革、自治体の需要開拓、アジアでのアウトバウンド事業、ITの最適化などをうたった。 具体的には、団体旅行事業でMICEやスポーツコンテンツによる誘客販売事業の拡大、個人旅行事業で商品企画部門と販売部門の一体運営の推進やクルーズ、ハネムーンなどテーマ型旅行専門店の開設を掲げた。さらにメディア型旅行事業で「現地に行き、現物を見て、現実を知る」三現主義の徹底を図る。 12年12月決算の営業利益23億4400万円・当期利益17億8800万円を13年度に44億円、15億円とし、中期計画の達成年度15年度には営業利益58億円と当期利益30億円を目指す。 そのため、経営統合によるシナジー効果を創出するため分科会を設ける。
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