【紅と白 高杉晋作伝】関厚夫(143)奇妙篇 転々(二)
文久3(1863)年9月9日(旧暦)。長州藩ではこの日を境に、台頭したばかりの守旧派(公武合体派、俗論派)が続々と失脚する一方、解任されたばかりの改革派の旗頭だった、周布政之助(すふ・まさのすけ)や前田孫右衛門、毛利登人(のぼる)らが次々に再登用された(周布は解任後、死所をもとめて大坂にむかったため、復帰がすこし遅れることになる)。
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