中国との領有権争いが生活直撃 フィリピンの漁師たち
南シナ海の領有権をめぐって中国とフィリピンの対立が激化するなか、漁場から締め出された地元の漁師やその家族が生活の危機に直面している。
フィリピン・ルソン島西岸の漁村、マシンロック。ここの住民は長年、約200キロ西方にある南シナ海のスカボロー礁(フィリピン名・パナタグ礁、中国名・黄岩島)で漁をして生計を立ててきた。エフレン・フォロネスさん(52)もその1人。妻との間に6人の子どもがいて、一番下は...
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