【本の話をしよう】「たったひとり」作家 乾ルカさん
≪あまりに救いがなく、マズいと思った≫ 昨年NHK BSプレミアムでテレビドラマ化された『てふてふ荘へようこそ』など、ホラーやファンタジーを中心に活躍する作家、乾ルカさん(43)。グロテスクながらもどこか切なさを感じさせる世界観で読者を引きつけてきたが、最新作『たったひとり』では、「人間のいやらしさ」を徹底的にあぶりだした。「自分でもマズいと思った」というほど、すごみたっぷりの新感覚ホラーだ。
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