【教育動向】PTA会費の流用、背景には教育予算の不足も-斎藤剛史-
いつも何とも思わずに学校に納めているお金の中に、PTA会費があります。しかし、そのPTA会費がどのように使われているのかを考えたことがあるでしょうか。文部科学省の調査では、全国の47都道府県20政令指定都市のうちの多くの教育委員会において、一部の公立高校で教員の補習指導に対する報酬や校舎の修繕などのために、PTA会費が「流用」されていたことがわかりました。どんな事情があるのでしょうか。そしてPTA会費はどう使われるべきなのでしょうか。