東京の魅力とは何か 森記念財団が3月8日に都市ビジョン講演会
一般財団法人森記念財団(伊藤滋理事長)は3月8日、東京都千代田区のイイノカンファレンスセンターで第1回都市ビジョン講演会「東京のブランド力~世界が憧れる5つの魅力」を開催する。観光立国が叫ばれる中、訪日客の最大の目的地であり、入口でもある東京の魅力を各界の著名人が探っていく。現在、講演会の参加者を募集している。
講演会では、初代観光庁長官で首都大学東京教授の本保芳明さんが「東京のブランド力~世界が憧れる5つの魅力~」と題し講演する。次いで、「東京の魅力とは何か?」をテーマにパネルディスカッションを行う。パネリストには、ファッションデザイナーのコシノジュンコさん、料理研究家の服部幸應さん、東京大学大学院教授で日本文学を研究するロバート・キャンベルさん、本保さんがつく。司会は、都市防災論や都市計画の専門家でもある伊藤理事長が担う。
森記念財団では昨年7月に研究報告書「東京のブランド力~世界が憧れる5つの魅力~」をまとめた。報告書では、在日外国人や訪日外国人への独自のインタビューやアンケートなどから外国人からみた東京の魅力を5つ抽出し、その5つを「東京ブランド」として世界中から認知されることや、東京訪問への満足度を高め外国人訪問客を増やすにはどうしたらよいかを検討、提案している。講演会では、この報告書に関する基調講演を行い、今後の東京のまちづくりのあり方について模索する。
3月8日は12時開場で、13時から16時10分まで。参加は無料。定員は250人で先着順。森記念財団のホームページから直接申し込む。
URLは、http://eventregist.com/e/mmf20130308
問い合わせは、森記念財団TEL03-6406-6800。