古代史最大のクーデターの舞台 立役者が運命的出会い 飛鳥寺遺跡
古代史上まれに見る独裁者・蘇我入鹿を暗殺したクーデター「乙巳(いっし)の変」(645年)に始まった政治改革「大化の改新」の立役者、中大兄皇子と中臣鎌足。2人の運命的な出会いを演出した「槻の木の広場」が、奈良県明日香村の飛鳥寺西方遺跡の調査で明らかになった。発掘された石敷き広場は「飛鳥寺の西」と日本書紀に記された場所そのもの。古代国家誕生を物語る歴史舞台が鮮やかに蘇った。
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