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海岸林再生の現場で東北の元気を考える エイチ・アイ・エスが宮城へ復興支援スタディツアー

海岸林再生の現場で東北の元気を考える エイチ・アイ・エスが宮城へ復興支援スタディツアー
エイチ・アイ・エス(平林朗社長)は1月24日、東北復興支援スタディツアー「宮城海岸林再生プロジェクト2日間」を発売した。同社は東日本大震災で被害を受けた宮城県内の海岸林の再生を目指す「海岸林再生プロジェクト」に着手。地元の林業関係者や被災者らと協力して、風や潮に強いとされるクロマツ約50万本の苗木づくりの段階から10年がかりで約100ヘクタールの海岸林を再生させようと取り組みを進めている。 今回のツアーでは、東北の現状と復興への理解促進に加え、プロジェクトの長期的展開とクロマツの苗木不足といった課題への一助となるよう設定。ツアー代金の一部をプロジェクトに還元するほか、カーボンオフセット第三者認証プログラムの認証も受けており、環境保全への貢献も盛り込んだ。 行程では、同県名取市のプロジェクトの現場や地元農家を訪問し、被災地や育苗場の現状に触れるほか、プロジェクトメンバーと郷土料理を囲んでの交流会を行い、震災復興について考える。理解を深め、3・11を前に地元住民への応援メッセージも残す。加えて、地元の冬の風物詩「蔵王の樹氷」や、今年の大河ドラマ「八重の桜」の舞台である福島県会津若松市など東北の魅力にも触れる。 出発日は3月9日で、東京・新宿発着、名取市泊。料金は1泊2食で1人2万2千円。最小催行人数は30人。 なお、3月以降も継続的に実施する予定としている。
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