羨ましいでしょうか-Northstar2013(1) 初日から100キロ滑走
みなさん、こんにちは。昨年スノコミュに滞在記を書いてから早1年。今年も再びタホ湖を見下ろす、ここ北米はノーススターにやってきました。記録的な雪不足に見舞われた昨年と違い(昨年のコラムを参照)、今年は日本同様クリスマス前から降り続いた雪がたっぷりあり、89もの多彩なコースで朝から晩までスキー三昧の毎日です。再びノーススターへ ワインも快調
もちろんアフタースキーは、ジャグジーで筋肉を緩め、そのあとは地ビール、カリフォルニアの白ワイン、赤ワインというコースは昨年同様。と言うわけでスノコミュ編集長から「カリフォルニアワイン色の原稿を今年もよろしく」との命を受け、今回もノーススターからのレポートをお届けします。
日本からの一行は8人。いずれもここ8-9年、毎年北米へスキーに来ている仲間です。せっかくサービスが良いからと日系航空会社を選んだのに、行きのチェックイン時にスキーケースが長さ制限にひっかかり1万5000円のペナルティーを請求されたのは予想外でしたが、それ以外は何事もなくサンフランシスコ経由、バスでタホ湖に到着。我々のスキー旅行は無事にキックオフしました。
我々の到着を待っていたかのように、前日までの雪はやみ、翌日は雲ひとつないブルースカイ。マイナス20度近くまで冷え込んで、バーンは完全に固く締り、歩くとキュッキュと音がします。ベイルから飛んできてくれて1年ぶりの再会を果たしたインストラクターのマイクによれば、コロラドとここでは状況がまるで逆転したようで、今シーズン、ベイルは雪不足で困っているそう。
「どうしようもないね」と首をすくめるマイクでしたが、スキービジネスはいずこにおいても天気に依存する大変なものであるかことを改めて感じました。
普段はインストラクターに指導法を指導しているという全米トップレベルのインストラクターであるマイクから直接指導してもらえる夢のようなレッスン。マイクの第一声は「大切なことは2つ。1つ目、スキー板が自分の足の下で最も操作しやすい様に板の中心に乗ること。2つ目、両足首の角度は左右同じにすること。遠く日本から来たのだから、まずはゆっくりと丸いターンでウォーミングアップしましょう」。
澄んだ空気を思いっきり吸って、斜面に向かってゆっくり滑り始めた私でしたが、まさかその後5キロもあるコースをノンストップで滑り下り、リフトに乗ってはまた滑り下り、早くも初日に100キロ近くを滑ることになるとは思っていませんでした。
雪多く、コースも89と多い。ゲレンデは貸切状態です
ということで、今、心地よい疲労感に襲われています。いや、単にワインが回ってきたのかもしれません。明日はもう少しこちらのスキースクールの事を書いてみようと思っています。それではおやすみなさい。
アラフォー・由紀子 東京で自転車ガイドツアーを運営するアラフォー女子。昨年はカヤックツアーも始めました。だけど冬はスキーです。今シーズンも滑ってますよ。