上海で募る飢えと怒り、終わり見えぬロックダウンの悪夢
先週末、73歳になる父が食料不足について懸念を漏らした。この時筆者は不意に、上海市全域にわたる新型コロナウイルス対策のロックダウンによる惨状を痛感した。
「近いうちに政府の配給がなければ、数日のうちに底をつくだろう」と、父は14日にメッセージを送ってきた。
きっとこちらが心配すると思ったのだろう、それから父はこう続けた。「まだ米とクラッカーがいくらかある――コーヒーもたっぷりと」
中国最大の都市...
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