ゆのくに天祥が新しい自家源泉を開湯/石川・山代
石川県・山代温泉のゆのくに天祥(新滝徳次社長)に新しい自家源泉が開湯した。11月19日に開湯式を行い、27日から大浴場や客室に付いた露天風呂などで新源泉のお湯が使われている。2013年6月の創業50周年を記念し、昨年から温泉掘削に取り組んでいた。新源泉は泉温54.4度で、泉質はナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物温泉。PH値8.68のアルカリ性で、肌の角質を溶かしツルツル感があるという。同館では、保湿とクレンジング効果がある「美肌の湯」としてアピールしている。
新源泉の開湯で、これまで利用していた引湯源泉と合わせ、豊富な湯量が確保できる。いずれの湯も加水なしで、3つの大浴場「悠幻の湯殿」「滝見の湯屋」「九谷の湯処」に注いでいる。
新滝英樹専務は「趣の異なる3つの大浴場を男女時間帯入れ替えで『1泊3湯18ゆめぐり』をお楽しみいただけます」と話している。