「あの楽しいスキーをふたたび」　ＪＴＢサン＆サン西日本がシニア向け商品

若いころはガンガン滑っていたけど、最近はすっかりごぶさた――という往年のスキーヤー向け旅行商品「あの楽しいスキーをふたたび」がＪＴＢサン＆サン西日本（水谷啓三社長）から売り出された。久しぶりでも安心なスキースクールが組み込まれ、孫のスキーデビューを助太刀する３世代旅行プランなども設定している。今シーズン中に１千人の販売を目指す。今の50代以上は、若かりしころスキーを楽しんだ人が多い。そうしたシニア世代のスキー復活を促そうと、昨シーズンに引き続き商品設定を行った。昨シーズンは１人参加が多かったことから一部プランを除き全面的に１人参加を可能にしたほか、長期滞在プランなども新設。再デビューがしやすいよう商品内容を充実させた。 設定したゲレンデは、往年スキーヤーが青春時代に行ったことがありそうなスキー場、野沢温泉や白馬、志賀高原、赤倉温泉などとした。スキースクールが旅行日程に含まれており、自分のレベルに合わせて参加できるほか、プランによっては個人レッスンも可能とした。スキルアッププランとして「スクール三昧プラン」「検定合格特訓プラン」も新たに設けている。 また、昨シーズンも申し込み多かったファミリープランを拡充。３世代旅行でも利用しやすいようスキーのほか、スノーシューやスノーモービルといった体験プログラムや温泉などが楽しめる雪あそびチケット付のプランも設定した。４－６泊の長期滞在プランも用意した。現地への交通手段は夜行バス、ＪＲ、マイカーから選択できる。 ＪＴＢサン＆サン西日本では「一年目の昨年は、当商品により一定程度のお客様ニーズを発掘できたと考えており、今年も引き続き商品展開します」としている。