日本旅館協会発足(7) 連携強化で発展を―JATA・菊間会長
日本旅館協会の設立、まことにおめでとうございます。国際観光旅館連盟と日本観光旅館連盟という歴史ある2つの宿泊団体が未来に向かって大同団結しパワーを結集されたことに敬意を表しますとともに、大きな期待を寄せております。
国は今年、新たな観光立国推進基本計画を策定しました。国内旅行消費30兆円、訪日外国人旅行者1800万人、海外旅行者数2000万人、国内観光旅行の宿泊数1人当たり2・5泊などのほか、観光地域の旅行者満足度の向上を目指そうというものです。
こうした目標達成に旅行・観光業界が一丸となって進もうとする今、貴協会の設立は大きな推進力となるものと確信いたします。とりわけ観光地域の旅行者満足度向上に関しては宿泊施設が占めるウエートは大きく、貴協会にはこれまで以上にけん引役としての期待が集まります。
私たち日本旅行業協会(JATA)としては、貴協会とこれまで以上に連携強化に努め、国を挙げた観光立国の実現による、旅行・観光業界全体の健全な発展と地位の向上に向けて、取り組んでいきたいと思います。
最後になりますが、貴協会および会員宿泊施設さまの隆盛をご祈念いたします。
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