JTB日本の旬の秋冬は「関東」 トロッコ貸切やご来光ツアー
JTBの国内デスティネーションキャンペーン「日本の旬」の今年度下期(10月1日―来年3月31日)は、「関東」を対象地域として展開している。旅行商品や情報発信で1都8県の魅力を伝えていく。「日本の旬」は、同社が1998年からスタート。地域の旬の素材を掘り起こし、旅行商品を造成するなどして地域活性化に貢献することを目的に取り組んでいる。
今期の対象エリアは東京都、栃木県、群馬県、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、山梨県、新潟県。「KANTO」の頭文字から、Kando(感動)、Art(芸術)、Nature(自然)、Taste(味覚)、Onsen(温泉)を5大テーマに、観光スポットと2次交通の組み合わせるなどして周遊観光を提案する。
例えば、群馬―栃木では、わたらせ渓谷鐵道のトロッコ列車を紅葉シーズンの土日祝日に貸切運行。群馬や日光、鬼怒川温泉とシャトルバスで結ぶ特別企画を設定した。山梨では富士山5合目でのご来光ツアーなど、多彩なオプショナルプランを用意している。
また、位置情報を使った携帯電話、スマートフォン用のアプリも開発。この機能を使って現地で参加できる携帯ゲームも用意するなど情報技術も駆使した。
期間中の販売目標人員は350万人。