チンパンジーが昆虫を「塗り薬」に、互いを思いやる心の表れか
野生のチンパンジーが昆虫をつかまえて、恐らくは薬として自分や仲間の傷口に塗る行動が、初めて記録された。ドイツの研究チームが7日の科学誌カレントバイオロジーに発表した。
動物が別の個体の傷口に薬を塗る行動が観察されたのは初めてで、チンパンジーにも人間の同情心に似た助け合いの性質があるのかもしれないと研究者は指摘している。
この行動は、西アフリカ・ガボンのロアンゴ国立公園に生息するチンパンジー約4...
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