20年に一度の遷宮・伊勢志摩(2) 参拝時おすすめスポット
伊勢神宮参拝時、伊勢・鳥羽・志摩の旅におすすめのスポットを紹介しよう。参拝記念に高品質の真珠を 丸和パール
真珠のふるさと伊勢志摩で開業して30年。鳥羽市の丸和パールは、真珠の加工から製品化まで一貫して手がけ、その品質は高い評価を得ている。
伊勢志摩観光の玄関口・鳥羽駅から車で約3分の場所に立地する店内は、指輪やネックレス、ペンダント、イヤリングなど数多くの真珠の装飾品が目映く並ぶ。バリアフリー対応なので安心してショッピングが楽しめる。個人客には鳥羽駅まで送迎も。
遷宮の参拝記念に真珠を購入するなど、立ち寄ってみたい店だ。
丸和パールの外観
海の鳥羽に豊かな里山 扇芳閣
海のイメージが強い鳥羽市の中にあって、扇野の宿・扇芳閣は樋の山(ひのやま)という市街を見下ろす里山に建つ。一帯は「扇野の里」とも呼ばれ、散策道が整備され来訪者を和ませている。
扇芳閣の露天風呂から一歩外へ出れば、里山の風景が広がる。ここは、山本周五郎の小説「扇野」の舞台にもなった。戦国武将九鬼家の菩提寺・常安寺や、幸せの黄色いお守りが人気の金刀比羅宮鳥羽分社、メダカが5千匹いるビオトープ、天気が良ければ富士山も望めるという展望台がある。
雑木の里山らしく、春は桜、秋は紅葉のほか折々に椿、藤、シャクナゲの花が咲く。ホタル観賞、秋の虫の鳴き声も聞こえてくる。
扇芳閣・扇野の里のビオトープ
水中翼船で海鮮を食す 伊勢志摩みやげセンター王将
伊勢志摩みやげセンター王将は、店の屋根に乗った水中翼船が目印。鳥羽市から志摩市へ向かう国道167号を走っていると、見過ごすはずがないほど目立っている。
この水中翼船は、1960年代から80年代にかけて鳥羽と蒲郡を結んだ伊勢湾観光の花形船だった。86年に酒匂(さこう)正敏社長が買い取り、船名の「王将」をそのまま店の名前にした。
ただの飾りと思ったらさにあらず。店内から階段を上ると、船内は60人収容の宴会場になっている。伊勢えびなど新鮮な海の幸が満載の海鮮丼や海鮮膳が味わえる。
伊勢志摩みやげセンター王将は伊勢湾で活躍した水中翼船が目印
扇芳閣【鳥羽】
丸和パール【鳥羽】
伊勢志摩みやげセンター王将【伊勢】
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