【本の話をしよう】「化粧男子」著者 井上魅夜さん
≪性別の川の渡し守でありたい≫ 男か、女か。それは川の右岸と左岸のようで、人は自らのアイデンティティーをどちらかの岸に立たせなければならない。そんな固定観念を、この本は軽々と乗り越える。体は男性だが女性の容姿を持ち、心は男性と女性の間を行き来する。そんな自分自身を“化粧男子”と呼ぶ井上魅夜さん(30)の自伝だ。
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