都立病院の未払い治療費、増える外国人分が全体の2割超 帰国で回収不能…大使館「払えない」
東京都立の8病院で、患者が治療費を払わない「未払い治療費」の累積額が平成23年度末に5年ぶりの減少に転じた一方、外国人とみられる患者分は逆に約2100万円増え、全体の2割以上を占めたことが23日、分かった。帰国されると事実上回収できず、病院経営も圧迫しかねないだけに都は事態を重視しているものの対応には限界も。グローバル化とともに全国で問題が深刻化する恐れもあり、国に対応を求める声も出ている。