月軌道の影響で2030年代に水害急増の恐れ NASAが警告
全米各地の沿岸部で十数年後に満潮時の冠水被害が急増するとの見通しを、米航空宇宙局(NASA)の研究チームが発表した。気候変動による海面上昇と、月軌道の周期的な変動の影響が重なるためだ。
NASAで海面変動を研究するハワイ大学の海洋学者らが論文をまとめ、気候変動の専門誌「ネイチャー・クライメート・チェンジ」に発表した。
米海洋大気庁(NOAA)の集計では、米沿岸部で2019年に報告された満潮時の...
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