【正論】京都大学原子炉実験所教授・山名元 「声なき声」反映されぬ原発ゼロ
エネルギー・環境会議がまとめた「革新的エネルギー・環境戦略(9月14日)」は、19日の閣議において、「これを踏まえ、柔軟性を持って政策を遂行する」と決定されるにとどまった。この文書に対しては、反原発派からも経済界からも批判が出されている。その最大の問題は、「原発ゼロ」を所与の目標にしており、エネルギー政策の根幹としての「エネルギー安定供給」に向けた基本戦略の提示を欠いていることにある。
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