新疆を脱出した子どもたち、中国に残る親と連絡取れず
もう5年近くも、ハッサンさんは家族と連絡を取っていない。そのうち彼らのことを忘れてしまうのではないかと恐れている。
父親の写真を1枚持っているが、過去の記憶は薄れるばかりだ。必死の思いで母親ときょうだいの顔を頭の中に留めようとするものの、日を追うごとにそれは難しくなっていく。
「家族の顔が分からなくなるのが怖い。自分の家族を思い出せないなんて、ぞっとする」(ハッサンさん)
ハッサンさんがいるの...
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