プレ山陰DCが5月19日スタート 「神話博」「まんが博」軸に2次交通充実
島根県と鳥取県、JRグループが共同で10―12月に展開する「山陰デスティネーションキャンペーン(DC)」を前に5月19日―8月31日、プレキャンペーンが開かれる。期間中に両県で催される大型イベントを軸に2次交通の充実、特別乗車券などを用意し、秋のビッグイベントへとつなげていく。プレキャンペーン中は、島根県で今年の古事記編さん1300年を記念して「神話博しまね」が7月21日から、鳥取県では"まんが王国とっとり"を彩る「国際まんが博」が8月4日にスタートする。多くの来場者が見込まれる両イベントはいずれもDC本番の期間まで開催され、山陰DC・プレの中核をなす。
これにあわせ、島根県では松江・出雲エリアを周遊するバス「神々の国しまね パワースポットバス」が運行。鳥取県では米子―鳥取間を人気漫画「名探偵コナン」のイラスト列車が運行されるほか、米子―境港間でもイラスト列車が走る。
JRではプレから本番までの5月19日―12月31日の期間、島根・鳥取両県を周遊できるフリーきっぷ「山陰パス」を設定。連続する4日間、新幹線・伯備線と智頭急行線を使っての山陰への入出、自由周遊区間の利用ができる。料金は大阪発が大人1人1万6500円。
また、JRと宿泊がセットになった旅行プラン商品も発売。「山陰パス」、JR利用の旅行プランを利用した旅行者を対象に、「しまねっこ」「トリピー」といった地元ゆるキャラをあしらったキャンペーン木札をプレゼントする特典も用意した。