気候危機の脅威、2050年までに12億人が移住余儀なくされる事態に 国際研究所予測
世界的な気候危機の影響により、10億人を超える人々が今後30年間で本来の居住地に住めなくなる恐れがあるとする研究報告を、このほど国際シンクタンクがまとめた。実現すれば、大量移住やより大規模な武力紛争の引き金になるとみられる。
豪シドニーに拠点を置く国際シンクタンク、経済平和研究所(IEP)が行う「生態系への脅威登録(ETR)」と呼ばれる取り組みでは、最大で世界全体の12億人が2050年までに住...